明治23(1890)年に造られた貴重な産業遺産「琵琶湖疏水」を楽しむ「びわ湖疏水船」は、平成30(2018)年春の運航開始以来、多くのお客様に御乗船いただき、本年で5周年を迎えます。
令和4(2022)年の秋シーズンは、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大防止策を講じるとともに、船舶の安全点検や運航管理を徹底し、乗船客の皆様に安心・安全に御乗船いただけるよう最善の注意を払い、10月1日(土)より運航を開始します。乗船券については、下記のとおり「ふるさと納税先行予約枠」と「一般販売枠」を御用意し、販売します。
10月1日(土)~11月30日(水) 期間中の47日間(※運休日あり)
・詳細は下記びわ湖疏水船ウェブサイトより御確認ください。
・新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、今後、内容を変更又は中止する場合がございます。
上記の先行予約期間中に、ふるさと納税「日本遺産・琵琶湖疏水応援寄附金」に寄付いただくと一般の方よりもひと足早くご予約いただけます。
上記の先行予約プランのほか、次の「一般販売枠」についても、ふるさと納税でご乗船いただけます。
秋シーズン運航期間中に、京都市及び大津市の各市が主催する各市内在住の小中学生とその御家族を対象とした「親子乗船会」を行いますので、併せてお知らせいたします。
なお、大津市は一般市民向けの乗船会についても実施する予定です。
詳細は、以下の各市担当課までお問合せください。
・京都市上下水道局総務部総務課(電話:075-672-7709)
・大津市産業観光部観光振興課 (電話:077-528-2756)
⑴ 特長
明治期に竣工した第1琵琶湖疏水(大津~蹴上間約7.8km)を運航する、春秋限定の観光船(定員:下り12名、上り9名)。平成30年、約70年ぶりに復活し、専門ガイドによる案内を聞きながら、水路上から美しい桜と紅葉などを見ることができる。明治期の偉人が揮毫したトンネル出入口の「扁額」や赤レンガ造りの国指定登録有形文化財「旧御所水道ポンプ室」などを間近で見られるほか、とりわけ、全長2,436mに及ぶ第1トンネルでは、ほとんどの作業を人力で行った先人たちの苦労を肌で感じることができる。令和2年6月には、疏水沿線全域が日本遺産に認定された。
⑵ 新型コロナウイルス感染予防の取組
①アルコール消毒液の設置 ②待合所や船内の消毒 ③受付時の健康確認
④注意喚起の表示及び声がけ ⑤スタッフのマスク着用
⑥お客様のマスク着用 ⑦スタッフ及びお客様の体温チェック(※)
※ 受付検温時、体温が37.5度以上の方は、乗船をお断りする場合がございます。
※「びわ湖疏水船」の形態
・雨除けの屋根はありますが,四方は囲われておらず,常に換気されている状態です。
・横並び,背中合わせの座席配置となっており,お客様が対面になることはございません。
⑶ 運航主体
琵琶湖疏水沿線魅力創造協議会
(滋賀県、大津市、京都市、(公社)京都市観光協会、(公社)びわ湖大津観光協会、京阪ホールディングス(株)、西日本旅客鉄道(株)、東海旅客鉄道(株)、京都商工会議所、大津商工会議所)
⑷ 運航区間